Roseです。
大宇宙の法則で大切なのは、『因果律の法則』を理解しておくことです。
魂的な罪状《カルマ》は、過去世だけではなく、今世の輪廻転生においても至る場面で現れてきます。しかし、罪状《カルマ》と向き合えず人生を諦めてしまい、痛みを引きずりながら、心の中に常に葛藤を抱えて『人生はうまくいかない』と感じる輪廻転生を繰り返してしまう方も多いです。

これまでは、時間の概念は『過去→現在→未来』に流れていると思われていて、ここに罪状《カルマ》が昇華されにくいカラクリになっていると感じています。

スピリチュアル界隈で『今、ここ』とよく伝えられていますが、『過去→現在→未来』へと時間が流れていく概念が強いために『過去は変えられない』と思われがちに。それが人生の諦めに繋がってしまうのかと。
過去は変えられないから未来を見て、希望だけをみて生きていればよいとの考えや思い込みが強くなる傾向もあります。
確かに『過去→現在→未来』の時間の概念だと過去は変えられないと思いがちですが、『今、ここ』の本来の意味は、『今、ここ』には、未来も過去も同時に存在していて時間軸は『未来からも流れてくる』もの。ですので、『過去に起こったこと・罪状《カルマ》は今、ここでやり直せる』ことに気づけるようになります。
よく時間の概念は映写機で表現されます。過去と現在と未来は映写機の3枚のフィルム。夜の時代の時間の概念は『過去フィルム→現在フィルム→未来フィルム』そのフィルムが1枚ずつスクリーンに写し出されているような概念ですが、『今、ここ』の時間の概念は3枚のフィルムが重なってスクリーンに写し出されています。

ですので『潜在意識の記憶の再生』が行われて過去と同じパターンを繰り返してしまうのです。
過去の罪状《カルマ》を過去フィルムに付いた『シミ』と考えると解りやすいかと。過去フィルムに付いた『シミ』を消さなければ、そのシミは現在フィルム、未来フィルムにも重なったままですので全てのシーンにシミや痛みを伴う傷などが写し出されてしまいます。この過去フィルムのシミやキズは、過去に学びきれていない出来事《罪状・カルマ》を表します。
輪廻転生では、魂的な視点から起こった出来事に気づいて、もう一度きちんと直視して学びきりって過去を終わらせていかないと、魂は何とかそれに気づかせようとありとあらゆる現象を起こしてきます。
それが、今ここに、未来にも同時に存在していくことになります。
いつまでも気づかない、解りやすい事象としては、『大病』や『心や体の痛み』として現れてきます。これは、学びきれていないと来世も同じ体験をします。

過去フィルムのシミやキズを修復《昇華》させるためには、魂的な因果律から理解する視点を持つのが大切。今、起こっている事象から過去において学びきっていない大切なことに気づき学びきると罪状《カルマ》は昇華され、症状や状態は役目を終えて消えていきます。
ずっと目を反らしてしても永遠に罪状《カルマ》からは逃れられませんので学びきるまで輪廻転生で持ち越されます。
逆に学びきってしまうと、これまでコツコツと養い累積してきた才能・資質が開花されていくようになります。

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