2024年の春分の日は3月20日。
春分の日は、昼の長さと夜の長さがほぼ同じになる日。
春分は、冬の終わりを告げる日でもあります。
中国の陰陽思想では、陽(昼)と陰(夜)の均衡がとれた日は、春分と秋分の年に2度しかなく特別な日とされています。
また、宇宙元旦は西洋占星術では1年の始まりと言われていて宇宙のお正月にあたります。
宇宙元旦である春分の日は西洋占星術界ではとても重要な日
宇宙元旦とは春分の日のこと。
自然界でも季節の変わり目で、新しい命が芽吹き始めます。
春分の日は、太陽が12星座のトップバッターである牡羊座0度に入るタイミングになります。この瞬間から宇宙のエネルギーが変わります。
また、春分図では、春分を迎えた瞬間の天体の配置から1年間の流れを読んでいきます。
春分図は、春分の日から次の春分の日までを1年間のテーマとしています。
四季図(春分図、夏至図、秋分図、冬至図)の中でも最も重要な図であり、天体の配置からも人を自立に向かわせる役割を持ちます。
2024年の春分図では、アセンダントが蟹座になります。
チャートルーラー(アセンダントの星座の支配星)は月になりますので、月が主役となり強調された春分図になっています。
また月は『国民』を表します。チャートルーラーの月は1ハウスに入っています。
1ハウスは『国民の状況』を表しますので、自分らしく・本来の自分で生きていく傾向が益々増えて来るようです。春分図自体が『自立』に向かわせる役割があります。
2024年11月下旬に冥王星が本格的に水瓶座へ移動しますので、風の時代が深まります。
ただ、1ハウスの対にある7ハウスに冥王星がいて180度のオポジションで緊張感があるアスペクトをとっています。
2024年は、能登大地震から始まっています。
11月下旬には冥王星のイングレスも控えているのを観ると、2024年の宇宙元旦・春分の日はかなり重要性が高いと思われます。
世代天体である冥王星が、個人天体である月に影響を与えますので、強制的に自立に向かわせる気配を感じますね。
宇宙元旦と春彼岸
宇宙元0旦には天界の扉が開く『スターゲートの日』でもあり、また、お彼岸には霊界の扉が開くとも言われています。
ですので、古来より春分の日・秋分の日は霊的にも重要な日とされて来ました。
この日は、宇宙からの飛びきり強力なエネルギーが降り注ぎますので、今までやりたくても出来なかったこと。新しいことに是非チャレンジしてみて下さい。
天界と霊界の扉が開いているこの日には、大きく飛躍するチャンスでもありますよ。
自分が心から笑えること、楽しめること、充実感・満足感を得られることを大切にしていきましょう。